Q&A

Q.どのくらいの数量から木箱をつくることができますか?

A.木箱の数量やサイズによって価格が変わってきます。費用のだいたいの目安は10万円以上からお 受けしております。
単価200円の箱であれば500個、500円であれば200個から製作することができます。
Q.10万円以下の注文はできませんか?
A.箱の単価を抑え、経済的なコストで製作する場合は上記のような数量をお奨めします。少量での製作も可能ですが、スペックのやり取り木取り工程など1個でも1万個でもかかる手間は同じですので、どうしても割高になります。大量生産の場合は国外、少量生産の場合は国内での生産となります。ぜひ一度ご相談ください。
Q.材質はどんなものがありますか?
A.当社の扱っているメインの材質は桐や杉、白松です。
製作条件がそろえば、ケヤキなどの広葉樹も使用することができます。

Q.納期はどれくらいかかりますか?

A.通常は国外生産で40~50日を頂いております。お急ぎの場合は、数量やサイズにかかわらず国内で製作いたします。製作期間に7日~10日ほど頂いております。
Q.特殊な形の木箱は作ることができますか?
A.基本的に箱は手作りですので、大抵の形には対応可能です。
Q.社名など木箱に印刷はできますか?
A.シルクスクリーン印刷・焼印・箔押しなど可能です。木箱に印刷する場合、ある程度の生産数が必要になります。印刷の版代は大きさによりますが、8000~15000円が目安です。
Q.ファルカタは使用できますか?
A.ファルカタは桐によく似たマメ科の植物です。肌が白いことや安価なことから桐の代用としてよく使用されるようになりました。成長が早く経済的ですが、加工中にミクロ粒子の粉塵がいつまでも 浮遊するため、作業員の健康に害があることが知られています。いわゆる喘息や上気道障害や結膜炎 、肺がん等々が疑われています。
地球にやさしいエコロジーのイメージがありますが、人間にも害をもたらさない素材を選択することが重要と考え、当社では使っておりません。
Q.木材を箱に使うことはエコロジーに反していませんか?
A.そのようなお叱りをよく頂きます。ですが、果たして本当に木を消費することが反エコロジーなのでしょうか?
プラスチックも金属も紙も天然資源を人間が加工してできていますが、木は唯一、自然が生み出す素材です。水と光とCO2から生まれる木は、もっと積極的に使ってほしい素材です。永続的に再生可能な資源である木を使うことで、鉱物資源や石油資源などの資源そのものを温存し、加工に使われるエネルギーや資材などの低減につながります。また木製品は、人間が携わることによって、国の内外を問わず就労の場が少ない地域などで雇用に貢献しています。例えば、プラスチック製品と比べてみましょう。ほとんどの場合、無人の油井で原油が汲み出され、無人のタンカーで運ばれ、極端に省力化された工場では大量生産されます。それにひきかえ木製品は一品一品人の手によって作られるため、地方の過疎地では貴重な就労の機会となり得るのです。昨今の木の消費は極度に落ち込んでいるため、かつて賑わっていた林業の村々は限界集落に近づいています。木を消費しまた再生することは、人間の未来へもつながると信じています。